2016.4.18
EITI議長のフレドリック・ラインフェルト氏は4月15日、「パナマ文書」に関連して以下の談話を発表した。
EITI議長のフレドリック・ラインフェルト氏は4月15日、「パナマ文書」に関連して以下の談話を発表した。
- 4月冒頭から世界を駆け巡っているパナマ文書は、匿名法人による隠し財産やマネ-洗浄を糾弾したが、匿名法人は採取産業においても利用されている。
- 石油・ガス・鉱物資源の採掘権をもつ企業の本当のオ-ナ-名が明らかにされないことが時々ある。これが腐敗と脱税の温床となる。資源の豊富な国に住む人々は、特に損失のリスクを負っている。その資源資産が賄賂などに割り振られているからだ。
- だからEITIは、企業に対して、本当の所有者を公表するよう求めている。新しいル-ルが今年から施行され、「オ-ナ-の公表」が義務化される。
- 石油、ガス、鉱物資源を産出する国は、自分達の国の天然資源を開発する企業のオ-ナ-が誰なのかわかるようになる。その企業がどの国に登録されているかに関係なく、また、開発企業と最終の受益者(オ-ナ-)の間に何層の別会社が介在しているかに関係なしにである。
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